空前のサウナブームが訪れている日本。自分が暮らす地元だけでなく、旅先でもサウナを楽しみたい方も多いのでは。今回はそんなサウナ好きの方に向けて、山口県で行ってみたいサウナをご紹介します。
本州の最西端に位置する山口は、日本海と瀬戸内海に面した地理的特徴から、多様な文化が形成された土地です。サウナもバラエティに富んでおり、サウナ好きがぜひ訪れたくなる施設が揃っています。
※本ページ内でご紹介した情報は2023年3月22日現在のものです。施設ご利用の際は公式HP・SNS等から最新の情報をご確認ください。
山口県で行ってみたいサウナスポット7選
本州と九州を結ぶ玄関口として知られる山口県。北は荒々しい日本海、南は穏やかな瀬戸内海に面しており、地域によって気候やグルメに違いがあり多様な文化が形成された土地としても有名です。
日本最大級のカルスト台地・秋吉台やコバルトブルーの絶景が人気の角島（つのしか）大橋、日本三名橋に数えられる錦帯橋（きんたいきょう）など、自然と文化が調和した観光スポットが点在しています。
また山口県は古くから温泉を楽しめる湯治場としても有名です。「防長四湯」と呼ばれる4箇所の温泉をはじめ、県内各地の温泉は幕末に活躍した維新志士達もこぞって入浴したといいます。
そんな魅力溢れる山口県には、どんなサウナ施設があるのでしょうか。人気スポットを見ていきましょう。
1．天宿の杜 桂月
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まずご紹介するのは『天宿の杜 桂月』です。
2022年夏のリニューアルに合わせてサウナ施設を新調。山口県内では初となるセルフロウリュ式サウナを導入し、上質なサウナ体験が可能となりました。水風呂は冷泉を使用し、なめらかな肌触りが人気。広々とした外気浴場には休憩椅子が設けられ、ゆったりととのえます。
温泉は1,400年の歴史をもつ伝説の名湯・湯の口温泉で、ナトリウムイオンが含まれたさらりとした泉質。名湯と美しいロケーションが、心身のこわばりを解きほぐしてくれます。
2．しお活バレルサウナ
山口県の東南部に位置する光市（ひかりし）。御手洗湾を一望できる室積にあるのが『しお活バレルサウナ』です。
海岸沿いには5棟のバレルサウナが並び、サウナ室からは海の景色を眺められます。水風呂には海底の地下水を汲み上げた「湧海水」を使用。海水と真水が絶妙なバランスで組み合わさった水はべたつかず、つるつるとした肌触りに仕上がります。
外気浴スペースには椅子だけでなくテーブルも用意されているので、気の置けない仲間同士や家族連れでの利用もおすすめです。
3．くまだつ健康パーク
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続いてご紹介するのは『くまだつ健康パーク』。
どこにでもある温浴施設と侮るなかれ。サウナはオートロウリュが付いたロッキーサウナがあり、本格的なサウナを楽しめます。また男湯には10種類の薬草を使った薬草サウナが、女湯にはやさしい香りのよもぎサウナを用意。
温浴施設なので水風呂もしっかり完備し、外気浴スペースでのリラックスタイムも満喫できます。
4．カッタの湯
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『カッタの湯』は山口県宇部市にある温浴施設です。大浴場や家族風呂、食事やプレイスポットまで併設され、気軽に立ち寄れる施設として人気です。
そんなカッタの湯には3種類のサウナが用意されており、メインのスタジアムサウナは広々とした遠赤外線サウナ。ほのかに香るヒノキに癒されます。
備長炭サウナは室内に備長炭が置かれたスチームサウナ。備長炭の遠赤外線効果が血行を促進します。塩サウナには室内に塩が準備され、自分で肌に塩を塗って入浴が可能です。塩を洗い流したあとのつるつるとした肌触りが心地よいサウナです。
5．東大寺別院阿弥陀寺
お寺とサウナ。まるで別次元の組み合わせを楽しめるのが、『東大寺別院阿弥陀寺』です。
SNSやメディアでも取り上げられ話題となった同寺院は、サウナならぬ“石風呂”を楽しめるとして人気を集めています。1187年に重源上人によって建立された寺には古くから石風呂があり、これを有志が30年前に再建しました。
石風呂は積み上げられた石の周りを土で固め、4時間薪を焚いてあたためる仕組み。室温は100度を超え、服を着用したまま入室しじっくりと汗を流します。
施設にはシャワーが用意されているので、入浴後もすっきり爽快。営業は毎月第1日曜日のみなので事前の確認をお忘れなく。
6．ボクらの泳ぎ方（宇部サウナセンター）
『ボクらの泳ぎ方』は宇部市にある飲食施設です。施設内には手作りのサウナ・宇部サウナセンターが併設され、週末に予約限定で利用できます。
サウナはオーナー自ら鉄パイプで骨組みし、ワラと赤土でDIYしたもの。薪ストーブ式の室内はセルフロウリュが可能。外には自然の中で異彩を放つバスタブとシャワーがあり、水風呂に浸かれます。また、サウナのすぐ横には小野湖が広がり、湖に飛び込んでクールダウンも可能です。
営業案内はSNSで発信。予約もDMからの受付となります。
7．をかしなトビかた
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最後にご紹介するのは、大自然の中でのアウトドアサウナを体験できる『をかしなトビかた』です。
ネットからの完全予約制のサウナは、一級河川の佐波川の上流に位置します。水質の良い川の水を天然の水風呂として利用。MORZHのテントサウナで汗を流したら、そのまま川へ飛び込んでクールダウンが可能。
水風呂からあがったら、森の中での外気浴へ。木々ざわめきや鳥のさえずり、水が流れる音に耳をすませながら、澄んだ空気で深呼吸すれば、日々の疲れが芯からほぐされていくようなリラックス体験を満喫できるでしょう。
『サウナトラベル』でサウナ時間をもっと楽しく
今回はサウナ好きが訪れてみたい山口県のサウナ施設をご紹介しました。
多様な気候と文化が広がる山口県には、自然の恵みを生かしたサウナや個性的なサウナが数多く揃っています。名湯として名高い「防長四湯」は幕末の維新志士達が愛したとされ、歴史に思いをはせながら各地のサウナや温泉施設を巡ってみるのも一興です。
サウナトラベルは『旅する人生に、サウナを。』をコンセプトに、サウナに関する情報を発信しています。オリジナルのサウナファッションやコスメもご用意。サウナ時間をもっと楽しくするアイテムといっしょに、思い思いのサウナ時間をお楽しみください。
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