出雲大社や石見銀山遺跡をはじめ、歴史ある観光スポットが多い島根県。旅行先として人気のエリアですが、サウナ好きなら現地のサウナ情報が気になるところ。せっかくなら、観光といっしょに島根のサウナで汗を流したいですよね。
そこで今回は、サウナ好きが行ってみたい島根県のサウナを7つご紹介します。
※本ページ内でご紹介した情報は2023年4月17日現在のものです。施設ご利用の際は公式HP・SNS等から最新の情報をご確認ください。
島根県で行ってみたいサウナスポット7選
島根県は中国地方の日本海側に面した地域です。春から秋にかけては比較的温暖ですが、冬場は内陸部を中心に雪化粧に覆われます。
観光スポットとして有名なのが、縁結びの神様として知られる「出雲大社」です。毎年10月に全国の八百万(やおよろず)の神が集まるとされるこの地は、パワースポットとして多くの観光客が訪れます。歴史好きなら国宝に指定されている「松江城」もおすすめ。全国に12城しか残らない現存天守(江戸時代から残るお城)は、建築物としての価値はもちろん最上階から見る景色も人気です。
また、2007年に世界遺産に登録された「石見銀山遺跡」は当時の面影を今に伝える歴史的価値が高く、島根を旅するならぜひ立ち寄りたい観光地です。
さて、パワースポットや歴史的な観光地が多い島根県ですが、サウナ好きが気になるのが地元のサウナ事情でしょう。現地ではどんなサウナスポットが人気なのでしょうか。
1.時津川 サウナ風-Kaze-
By:https://tokitsukaze.satoyamainstall.com/saunakaze.html
「石見銀山遺跡」の一部として、日本の温泉として初めて世界遺産に登録された「温泉津温泉(ゆのつおんせん)」。この土地にあった元遊女宿を改築しサウナを提供するのが『時津川 サウナ風-Kaze-』です。
施設には地元の里山の木材や石州瓦(せきしゅうがわら)を使用。薪ストーブにも地元の間伐材が使われ、地域の伝統と自然を融合させたサウナ施設となっています。一階がサウナ室になっており、サウナストーンには石州瓦を使用。水風呂は浴槽と石見焼の水瓶の2種類を用意。2階にある外気浴スペースは心地よい風が感じられ、ゆったりとリラックスした時間を過ごせます。
2.四季荘
By:https://shikisou.com/sauna/
島根のサウナ施設の中でも、近年注目度が急上昇しているのが『四季荘』です。日帰りの温泉スポットとして親しまれた同施設では、2021年にサウナエリアを新設。その充実の設備にわざわざ県外から足を運ぶサウナーも少なくありません。
サウナはIKI製のストーブを使用した、オートロウリュでのフィンランド式サウナ。2段に分かれた座面の上部は日本発のセパレート式サウナとなっており、落ち着いた空間でサウナを楽しめます。野外の露天水風呂は水温が15度に設定され、水深は160cm。成人男性でも肩までざぶっと浸かってクールダウンできます。ウッドデッキには外気浴スペースが設置され、木々のざわめきや鳥のさえずりをBGMに心ゆくまでととのえます。
施設にはサウナをモチーフにした飲食スペースやコワーキングスペースもあり、まさにサウナ好きの「ユートピア」と呼ぶに相応しい充実ぶりです。
3.サウナリゾートオリエンタル出雲
By:https://www.centurion-hotel.com/izumo/facilities/
全国にサウナ施設を展開するサウナリゾートオリエンタル、初の山陰地方店としてオープンしたのが『サウナリゾートオリエンタル出雲』です。
男性浴場にはIKIサウナを、女性浴場にはZIELサウナをそれぞれ導入し、本格的なフィンランド式サウナを楽しめます。温度設定は高めで、しっかり熱さを感じられるタイプ。ロウリュだけでなく、毎週土日祝にはアウフグースイベントも開催(男性限定:時間帯はSNS等で要確認)しており、サウナ上級者にも人気です。
水風呂でクールダウンしたあとは専用の外気浴スペースが用意されているので、まったりとしたととのい時間を満喫してください。
4.瑞穂ハイランド
By:https://www.mizuhohighland.com/price/sauna/
西日本最大級のスキー場として知られる『瑞穂ハイランド』。同施設ではこれまで冬のみの営業でしたが、2022年夏からサウナやアクティビティを楽しめるグランピング施設としても営業を開始しました。
サウナは定員4名(追加料金で6名まで可能)で利用でき、大自然の中にプライベートな空間を確保。木材を使用したイグルーサウナは熱をしっかり保持し、コンパクトなサイズ感でロウリュの蒸気が一気に充満します。しっかり汗を流したあとは、側を流れる川に浸かる天然の水風呂でクールダウン。ウッドデッキの外気浴スペースに横になれば、森の心地よい香りと木々のざわめきに、心身のこわばりがゆっくりと解きほぐされていきます。
サウナ室は全3エリア用意されているので、予約時にお好みのエリアをお選びください。また営業時期はシーズンによって前後するため、事前の情報確認をお忘れなく。
5.おてらサウナ禅
By:https://ichibata.jp/cottage/?page_id=611
一畑(いちばた)山コテージの宿泊者限定で入浴できるサウナが『おてらサウナ禅』です。
同施設は出雲市にある「一畑薬師」の境内にある宿泊施設。お寺の敷地内でサウナを楽しめるのは全国でも珍しい貴重な体験です。コテージが一棟まるごとサウナになっており、室内にはお坊さんが洞窟で瞑想する雰囲気を味わってもらおうと、地元の「来待(きまち)石」を壁面に使用。
サウナはフィンランド式でセルフロウリュができ、玉のような汗が噴き出します。各種アロマ水も用意されているので、好みの香りを楽しめるのもサウナーには嬉しいポイントです。
自然石をくり抜いた水風呂に浸かったあとは、外気浴スペースでひと心地。プライベートな空間で贅沢なひとときを過ごせます。
6.Sauna park camp Morinosu
By:https://morinosusauna.my.canva.site/
島根県の山間部に位置する飯石郡飯南町で、シーズン限定でオープンするのが『Sauna park camp Morinosu』です。
サウナは宿泊だけでなく日帰り利用でも入浴可能。全3種類のサウナが用意されており、プライベートで楽しめる「テントサウナ」やユニークなキューブ(立方体)型の「CUBIC SAUNA」。さらに女性専用の「OTOME SAUNA」も用意されているので、女性グループでの利用にもぴったりです。いずれも本格的なサウナ環境が整っており、大自然の中での非日常的なサウナ時間を満喫できます。
クールダウンは近隣の川に浸かる天然水風呂。澄んだ空気と自然のざわめきに囲まれながら外気浴スペースで横になれば、至福のととのい時間があなたを待っています。
シーズン開始時期や営業内容はSNSやHPで告知されているため、旅行前には事前のチェックを。また予約制での利用となるので、事前予約もお忘れなく。
7.MASCOS HOTEL
By:https://mascoshotel.com/hot-spring/
最後にご紹介するのが『MASCOS HOTEL(マスコスホテル)』です。地域に寄り添いながら、新しいカルチャーを発信する拠点としての目的も持つ同ホテルは、外観から内装まで洗練された雰囲気で統一されています。
温泉は地元の天然温泉「益田温泉」を使用し、滑らかで柔らかい泉質が特徴。浴場もアート感あるおしゃれな雰囲気と広々としたスペースで設計され、ゆったりと心身の疲れを癒せます。サウナはシンプルなドライサウナで、水風呂や寝ころびスペースも完備。
宿泊だけでなく日帰り利用も可能なので、こだわり空間でのサウナ時間をぜひ一度お試しください。
『サウナトラベル』でサウナ時間をもっと楽しく
今回はサウナ好きが訪れてみたい島根県のサウナ施設をご紹介しました。
出雲大社や石見銀山遺跡をはじめ、歴史的な観光地が多い島根県。神々が集うこの地は豊かな自然も残っており、自然派のアウトドアサウナも数多く揃っています。ゆったりとした時間の流れに身を任せながら、旅先での至極のサウナ時間を満喫してください。
サウナトラベルは『旅する人生に、サウナを。』をコンセプトに、サウナに関する情報を発信しています。オリジナルのサウナファッションやコスメもご用意。サウナ時間をもっと楽しくするアイテムといっしょに、思い思いのサウナ時間をお楽しみください。
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