「URASHIMA VILLAGE」 瀬戸内海の"絶景一棟貸し宿"で時間を忘れととのう。

「URASHIMA VILLAGE」 瀬戸内海の"絶景一棟貸し宿"で時間を忘れととのう。

浦島太郎伝説が伝わる香川県荘内半島に位置する「URASHIMA VILLAGE」にバレルサウナが設置されました。

今回は一棟貸しの絶景宿を運営する「瀬戸内ビレッジ株式会社」 代表 古田秘馬さんに施設開業のきっかけからサウナ設置までのお話を伺いました。

 

――「URASHIMA VILLAGE」開業のきっかけを教えてください。


きっかけは、地元メンバーでみんなの地域事業をつくろうと集まったのが始まりです。

ウユニ塩湖のような写真が撮れる父母ヶ浜(ちちぶがはま)がSNSで話題になり、4年前には年間5,000人ほどだった観光客が今では年間45万人訪れるようになりました。

しかし、宿泊施設不足だったので、地元企業メンバーで宿泊場所を作ることを決意し、建材屋やバス会社、工務店、スーパー等、計11社で「瀬戸内ビレッジ株式会社」を立ち上げました。

そして、2021年1月に「URASHIMA VILLAGE」を開業しました。

 

――地元企業で取り組むメリット、デメリットはありますか?


デメリットはなく非常に順調にきています。

自分たちができる仕事を持ち寄り、みんなで作りたい世界をシェアしておくことで、綺麗事ではなくこれまで意見がぶつかることは無かったと思います。

逆に1つの会社では今の形にはできず、それぞれが自分たちの得意な分野を提供することで、価値を出す事ができました。

 

――「URASHIMA VILLAGE」の魅力について、教えてください。


荘内半島は浦島太郎伝説が伝わる場所で、「浦島が亀を助けた」と言われる浜です。

目の前には「丸山島」があり1日2回干潮の時だけ渡れます。満潮になればそこは完全にプライベートビーチです。

宿泊棟は3棟だけの贅沢なつくりの一棟貸しスタイル。1棟で8名、最大24名宿泊できます。

 

――どのような人にぴったりだと思いますか?


宿にはテレビを置いていないので、とにかく浦島太郎伝説のように「悠久の時間」にどっぷりと浸かってもらうことをテーマとしています。

ぜひご家族やカップル、仲間と心置きなく楽しんでいただきたいですね。

一番のポイントはサウナだけではなく、地域との繋がりや、部屋での過ごし方全て合わせて非常に評価いただいています。

朝にビーチを散歩できるのも人気ポイントの1つという気がします。

  

――サウナを導入したきっかけを教えてください。


2021年の夏にはビーチでテントサウナをしていましたが、設営に時間がかかり常設サウナを作ろうと決まりました。

オーシャンビューを生かしたかったのでONE SAUNAさんが外が見えるパノラマタイプを開発している話を聞いたときは完璧なタイミングでした。

サウナが完成して良かったことは、景色を見ながら「波の音」が聞こえること。

長時間いても周りの目が気にならず、時間を忘れてしまいます。

このバレルサウナの導入がきっかけで地元のチームがONE SAUNAさんの販売代理店となり、今後は木材振興にも取り組めます。

自分たちにとって「最高で楽しい場所を作ろう。」ということで始まったので株主や地元メンバーの満足度は高いです。

事業形態は宿泊業ではありますが、売上のために何かを犠牲にしたり我慢するわけではなく、自分たちが一番やりたいスタイルにしています。

 

――今後サウナはどう変わっていくと思いますか。


サウナは特別なものではなく、ひとつのコミュニケーションと考えています。

サウナ業界を盛り上げようとやっているのではなく、サウナを通して生まれるコミュニケーションにフォーカスを置いています。

「ゴルフ行こうよ」「サーフィン行こうよ」と、サウナもそんな感覚です。

 

――今後の展開について教えてください。


常に何か新しいコンテンツを仕掛けるのではなく、この場所でのんびりと楽しむことを重視しています。

サウナ目的のお客様も歓迎しますし、逆に今までサウナが苦手だったお客様も歓迎します。

「この景色だったら入りたい。」と、サウナが苦手な人に入ってもらえるような場所にしたいと思っています。

URASHIMA VILLAGEはリゾート地にある単なるラグジュアリーサウナではなく環境にも配慮して、サウナストーブは太陽光で稼働しています。

100%再エネが当たり前の世の中も作っていきたいですね。



「なぜサウナを設置したのか」は伝えられますが、サウナの魅力は体験してみないとわからないことが多いのが事実です。

ぜひ自然の中にあるサウナを楽しんでもらいたいです。

 

おわりに

開業のきっかけからサウナ導入、今後の展望まで、深く語ってくださった古田秘馬さん。

穏やかな表情から紡がれた言葉の橋端からは、ほとばしる情熱と地元への愛情がたっぷりと感じられました。

「浦島太郎が亀を助けた」と言われる浜であなたも「悠久の時間」を味わってみてはいかがでしょうか。

URASHIMA VILLAGE


住所/〒769-1104 三豊市詫間町大浜乙171-2

HP/https://urashimavillage.com/

サウナタイプ
メーカー:ONE SAUNA
パーソナルサウナ(バレルサウナ)
オプション:パノラマモデル
サウナストーブ
メーカー:METOS 電気ヒーター
ロウリュ:あり(セルフロウリュ)
水風呂
外気浴
整えチェア:あり
眺望:オーシャンビュー

Share

More Posts

Previous Next