日本を代表する観光地として、世界的にも多くの人々が訪れる古都・京都。 歴史情緒溢れるこの街は、古いから銭湯文化が根付く街としても知られているサウナとも縁が深い土地です。

老舗のサウナもたくさんありますが、最近は立ちのサウナ施設がオープンするなど、多様なサウナ文化が生まれています。 今回はそんな京都に訪れてみたい、サウナスポットをご紹介します。 ※本ページ内でご紹介した情報は2023年524日現在のものです。

京都で行ってみたいサウナ施設7選

かつて日本の都として栄えた京都は、歴史的な街並みが現代まで残る、伝統的な日本文化が息づく街です。

歴史ある建造物が数多く残っており、世界にも遺産認定された「清水寺」や、朱色に染まった「千本鳥居」が圧巻の「伏見稲荷大社」。

また京都は「銭湯の聖地」としても有名。 古くから良質な水と仏教の「施浴(よく:一般のついでに浴室を開放し、入浴をすること)」が盛んだった背景から、銭湯が多い街でもあります。 時代の流れとともに銭湯にサウナが併設されるようになり、現代でもサウナ文化が息づく街として、サウナ好きから親しまれています。

では、そんなサウナの街・京都に行ってみたいサウナ施設をご紹介します。 

白山湯 高辻店

出典:http://hakusanyu.co.jp/takatsuji

まずご紹介しますのは、京都の上質な銭湯サウナとして名高い『白山湯 高辻店』です。

サウナは男性が110℃、女性が100℃を超える高温設定で、たっぷりと汗を流せるのが特徴。

サウナのあとはかね水風呂。白山の湯の水はすべて天然地下水のかけ流し。飲めるほど良質な水は全国のサウナーから人気が高い「銘水」との呼び声が高いほど。

露天スペースには外気浴ととのいスペースも用意されており、上質なとの時間をお楽しみいただけます。

 

 

町家サウナ京都

出典: https://resauna.jp/kyoto

京都サウナ界の新名所として注目されているのが『MACHIYA SAUNA KYOTO』です。

築160年の建物を一棟貸しのサウナ施設に改築。かつて太宰治や芥川龍之介がアトリエとして利用した贅沢とされる歴史ある建物は、和のテイストをゆっくりと感じさせて、高級旅館を貸切たかのような感覚に浸れます。

サウナ室は水墨画をイメージしたシックな黒塗りの室内で、3種類のアロマを選んでセルフロウリュも可能。 たっぷりと汗をかいたあとは水を溜める内風呂でクールダウン。 檜風呂に浸かったままの中庭の庭園を眺められるのも、一瞬の風情がある。 竹製のロッキングチェアになって横の外気浴は、ここにしかない最高極のひとときです。

予約制で、1セット3時間での貸切利用だけでなく、一棟貸切の宿泊プランがあるのも嬉しいポイントです。旅程に合わせてお好みのプランをお選びください。

 

 

森のサウナ Replus

提供元: https://replus-sauna.com

森の中に佇む山小屋を一棟貸しのプライベートサウナとして提供しているのが『森のサウナ Replus』です。

サウナは日本では珍しいフィンランド製のNARVI(VELVET)の薪ストーブを使います。 温度はやや低めの60℃程度で、セルフロウリュが可能です。 ほどよい熱と蒸気に包まれながら、じっくりと汗を流せます。

サウナを出て階段を降りたデッキには水風呂と外気浴スペースが用意されています。 水風呂は鴨川の源流水かけで、体の熱をしっかりと冷ましてくれます。 外気浴スペースにはインフィニティチェアが用意され、森のざわめきや川のせせらぎ、鳥のさえずが 天然のBGMに。 自然の魅力を誇って楽しめる贅沢なサウナスポットです。 

 

サウナの梅湯


出典: https://1010.kyoto/spot/umeyu1/

明治時代創業の老舗サウナ『サウナの梅湯』。一時は廃業の危機にあった施設を、銭湯好きのご主人が2015年に引き継ぎリニューアルオープンしました。館内はレトロな雰囲気が漂いながら、しっかり手入れが行き届いて“銭湯愛”がそこかしこから感じられます。

サウナは100℃を超えたドライサウナで、昔ながらのオーソドックスな銭湯サウナが常連・新規人気を集めます。 天然水を汲み上げた水風呂は浴槽に深さもあり、柔らかい水質で心地よい気分に。

浴室は改装時もほとんど手を加えず、懐かしい雰囲気を感じさせます。 銭湯のお湯は天然地下水汲み上げて薪で沸かしながら昔のやり方を続けるなど、古きよき伝統を今に伝える名スポットです。
 

 

モクサ

出典: https://moksa.jp/sauna/

2022年の春に新たにオープンした宿泊施設『MOKSA(モクサ)』。美しい日本庭園や、施設横を流れる高野川のせせらぎなど、ゆったりとした心落ち着く空間づくりが意識されています。

同施設には予約制のプライベートサウナ「蒸庵(じょうあん)」があり、種類の異なる3つのサウナをご用意しております。

「炭蒸(たんじょう)」は、京都小原女が薪を売り歩く文化に着想を得た、「炭化した薪」がコンセプト。 京都墨を練り込んだ黒を大切にした空間は、セルフロウリュ可能で幻想的なサウナ体験を楽しみます。 「美蒸(びじょう)」は体内のコラーゲンを活性化させる特殊な光を用いたミストサウナで、美肌効果が期待できる珍しいサウナです。

⽔⾵呂には⽐叡⼭の地下⽔を使うなど、細部までこだわったおもてなしが心身の疲れを解きほぐしてくれるでしょう。

 

スカマ源氏の湯 6.


出典: https://genji-yu.com/sukkama/sauna/

韓国の伝統的な熱気浴「スッカマ」を国内会場に導入したのが『スッカマ源氏の湯』です。

スッカマはプルガマ(火の窯)で燃やして炭を作る過程で瞬間的に熱を使った、韓国の古式サウナ。 施設には3棟のスッカマが用意されており、ドーム型の室内は壁や天井から放射される熱で身体が芯から熱されます。 水風呂の代わりには氷点下に温度設定されたフリーザーサウナが人気。

女性施設には一般的なサウナも用意されており、男性用には高温オートロウリュサウナと低温ロウセルフリュサウナがございます。 用には高温オートロウリュサウナと漢方薬草塩スチームサウナが用意されており、水風呂や外気浴スペースも楽しめます。

 

 

五香湯

京都老舗銭湯として長年親しまれているのが『五香湯』です。

サウナ室の設計がユニークで、入り口を入った最初の部屋がオートロウリュのマイルド系サウナ。 この部屋の奥にあるドア開いて進んで、ベンチ下に熱源があるボナサウナになっており、ハード系サウナが楽しめる仕組みとなっております。 老舗銭湯ならではのしっかりとした水風呂でしっかりクールダウンしたあとは、デッキチェアのある外気浴スペースへ。

ラジウム鉱石を使用した浴槽も人気で、サウナだけでなく温かいお風呂もぜひご体験あれ。

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